私が学生くらいの頃にはきっとそんなことはなかったとは思いますが、いまやIT企業以外でも業務でPCやスマホを使うのが当たり前になっていると思いますので、仕事とプライベートを併せると一日の半分以上をPCやスマホ等液晶画面を見て過ごすことになりますので、これは当然の動きなのかもしれません。
会社での開発環境ではツールによってハイコントラストに設定できるものもあったりして重宝していますが、そういう機能を持っているツールの方が少なかったりします。
また、会社で標準とされているツールが背景白・文字黒だったりして大変な想いをしている方々は多いのではないでしょうか。
特にPC用メガネを忘れちゃったりしたときなんて結構つらいです。
実はWindowsPC自体にはそもそもハイコントラストモード的な機能もあるんですが、反映に時間がかかったりして、サイトなどをちょっとそのままの色で確認したいなんていうときには時間をかけて戻さないといけないですし、ウィンドウもなにやらカクカクになってせっかくWindows8を使っていても最新OS感がなくなってしまいます。
そんなこんなでハイコントラストにするのは諦めていたんですが・・・
このたび実用的なショートカットキーを見つけましたッ!
実際にはハイコントラストにするのではなくて色の反転ですが、
簡潔に言えば拡大鏡ツールの「全画面機能」と「反転機能」を利用することです。
存在すら知らない人も多いと思いますが、拡大鏡ツールはWindows7以上のPCならば標準でついている付属ソフトで、ショートカットキー「Windows + (+)」を押すだけで起動することができます。
また、少なくともWindows8の場合(Windows7の場合でタッチパネルで試したことはないので不明)は、タッチするとタッチ用の補助ボタンも出てきます。
詳しく記述すると下記のような操作がショートカットキーで可能です。
拡大鏡を起動する
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Windows キー + (+)
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拡大鏡を終了する
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Windows キー + Esc
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拡大または縮小する
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Windows キー + (+)または(-)
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全画面表示に切り替える
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Ctrl + Alt + F
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レンズに切り替える
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Ctrl + Alt + L
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固定に切り替える
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Ctrl + Alt + D
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色を反転する
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Ctrl + Alt + I
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全画面表示で表示位置を変更する
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Ctrl + Alt + Space
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表示を移動する
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Ctrl + Alt + 方向キー
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レンズのサイズを変更する
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Shift + Alt + 方向キー
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そこで、以下の事実を利用します。
- 拡大鏡にはレンズで画面の一部を拡大するだけでなく画面全体を拡大する方法がある(初期状態)
- 拡大といっても等倍も存在する
- 色を反転する機能がある
具体的な手順は以下です。
- 拡大鏡を起動(Windows + (+))
- 縮小する(Windows + (-)) ※起動時に一段階拡大されてしまうため
- (範囲が全画面じゃない場合のみ)全画面表示に切り替える(Ctrl + Alt + F)
- 色を反転する(Ctrl + Alt + I)
- 以降はCtrl + Alt + Iのみを行えば切り替えらる
一応手順を動画にまとめました。